株主優待はじめの一歩|楽天グループ100株でスマホ代が実質無料になった話

楽天グループの株を100株持つと、楽天モバイルのデータSIM(30GB/月)が1年間無料になる株主優待がもらえます。実際にこの優待で一人分の通信費を実質無料にしている私が、仕組み・使い方・注意点を解説します。


「優待でスマホ代が無料になる」は本当だった

私は基本的に、インデックス投資と高配当株がメインの投資家です。優待目的の投資はほとんどしません。

そんな私が、唯一「優待狙い」で単元保有している銘柄があります。

楽天グループ(4755)です。

理由はシンプル。100株持っているだけで、楽天モバイルのSIMが1年間無料になるから。我が家では、この優待のおかげで一人分の通信費が実質無料になっています。

「株主優待はじめの一歩」として、これほど生活に直結する優待はなかなかありません。この記事では、仕組みと実際の使い勝手、注意点を書いていきます。

楽天グループの株主優待の内容

楽天グループの株主優待は、モノやクオカードではなく通信です。

  • 対象:100株以上の株主
  • 内容:楽天モバイルのデータ専用SIM(30GB/月)が1年間無料
  • 権利確定:12月末

※優待内容は年によって変わる可能性があるので、最新情報は楽天グループのIRページで確認してください。

金額に換算すると

楽天モバイルの通常プランで30GB相当を使うと、月2,000〜3,000円台。優待SIMはそれが1年間タダなので、年間で約1.2万円〜相当の価値になります。

楽天グループの株価は1,000円前後で推移してきたので、100株=十数万円の投資で、毎年この優待が受けられる計算です(株価は変動します)。

私の使い方:家族のデータ用回線に充てる

ここが実体験ポイントです。

優待SIMはデータ専用で、電話番号での音声通話には対応していません。なので、こう使い分けています。

  • メイン回線:楽天モバイルを通常契約(Rakuten Linkで通話無料)
  • 優待SIM:家族のデータ用回線として利用

我が家はもともと夫婦で楽天モバイルを使っていますが、優待SIMを組み合わせることで、一人分の通信費が実質無料になりました。

通信費の節約は「固定費削減」の王道ですが、株主優待でさらにもう一段削るという合わせ技です。

この優待の何が「はじめの一歩」に良いのか

株主優待の入門として、楽天グループをおすすめしやすい理由が3つあります。

① 優待の価値がわかりやすい

「カタログギフト3,000円相当」より、「スマホ代が1年無料」のほうが直感的です。毎月の請求額が消えるので、優待の恩恵を毎月実感できます。

② 投資額が比較的小さい

100株で十数万円程度(株価による)。単元優待としては手を出しやすい水準です。

③ 楽天経済圏との相乗効果

楽天モバイルを契約すると楽天市場のポイント還元率が上がる(SPU)ため、優待×経済圏の相乗効果があります。楽天カード・楽天証券・楽天ふるさと納税を使っている人ほど、恩恵が大きい。

注意点も正直に書く

いいことばかりではないので、リスクもしっかり書きます。

① 楽天グループは「配当ゼロ」の銘柄

高配当株ではありません。配当はゼロです。

私のような配当投資家からすると、これは明確なデメリット。あくまで「優待の実用価値」で保有する銘柄であって、配当ポートフォリオの一部にはなりません。

② 株価変動リスクは優待価値より大きい

年1.2万円相当の優待でも、株価が15%下がれば十数万円の投資で2万円前後の含み損になります。優待の価値は、株価変動で簡単に吹き飛ぶ規模だということは理解しておくべきです。

私は「優待をもらいながら、モバイル事業の黒字化と株価回復を長期で待つ」というスタンスで保有しています。

③ 優待は変更・廃止のリスクがある

株主優待は企業の任意サービスです。楽天グループのSIM優待も、来年も同じ内容とは限りません

1株優待の記事でも書きましたが、かつて人気だった優待が終了する例は珍しくない。優待だけを理由に買うと、変更された瞬間に持つ理由を失います

④ データ専用SIMである

音声通話(電話番号での発着信)はできません。メイン回線の置き換えではなく、データ用・サブ用と考えるのが正解です。

優待をもらうまでの流れ

  1. 証券口座で楽天グループ(4755)を100株購入
  2. 12月末の権利確定日に株主名簿に載る
  3. 翌年、株主優待の案内が届く
  4. 案内に従ってSIMを申し込み(eSIM/物理SIMを選択)
  5. 開通したら、30GB/月のデータ通信が1年間無料

初めて優待SIMが開通したときは、「株を持っているだけでスマホが使える」という不思議な感覚がありました。投資が生活に直結する体験として、かなり面白い部類だと思います。

まとめ

  • 楽天グループを100株持つと、楽天モバイルのデータSIM(30GB/月)が1年間無料
  • 我が家では一人分の通信費が実質無料になっている
  • 優待価値は年間約1.2万円相当、投資額は十数万円程度
  • ただし配当ゼロ・株価変動リスク・優待変更リスクは理解した上で
  • 優待はデータ専用。メイン回線は通常契約との併用が現実的

インデックスと高配当がメインの私でも、「これは実用的」と思って保有している数少ない優待銘柄です。株主優待はじめの一歩として、生活インパクトのわかりやすさはトップクラスだと思います 🌱

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