固定費を月3万円削った具体的な手順|通信・電気・保険の見直し方
家計改善で最も効果が高いのが固定費の削減。私が実際にやった通信費(楽天モバイル統一)、電気代(大手電力会社へ)、保険(個人年金解約)の見直しで、月3万円の節約に成功した手順を公開します。
固定費の見直しは、家計改善で最強のレバー
家計を改善したいと思ったとき、多くの人がまず削るのは 食費や交際費などの「変動費」です。
でも、変動費を削るのは、毎日続けないといけない苦行。精神的に疲れて、結局続きません。
一番効果が高いのは、固定費の見直しです。
固定費は **「一度見直せば、毎月勝手に節約される」**性質を持っています。1回頑張るだけで、その後は何もしなくても財布から出ていくお金が減り続ける。コスパ最強の節約手段です。
私自身、固定費を見直して 月3万円の削減に成功しました。具体的な手順を公開します。

削った固定費は5つ
私が見直したのはこの5つ。
| 項目 | 見直し前 | 見直し後 | 削減額 |
|---|---|---|---|
| 通信費(夫婦) | 約6,000円 | 約3,000円 | -3,000円 |
| 電気代 | 約13,000円 | 約11,000円 | -2,000円 |
| 個人年金保険 | 約12,000円 | 0円(解約) | -12,000円 |
| 医療保険 | 約12,000円 | 約4,000円 | -8,000円 |
| サブスク | 約8,000円 | 約3,000円 | -5,000円 |
| 合計 | 約51,000円 | 約21,000円 | -30,000円 |
それぞれ詳しく書いていきます。
① 通信費:夫婦で楽天モバイルに統一
最初に手を付けたのが通信費です。
見直し前:夫婦バラバラで月6,000円
我が家は夫婦それぞれが別々のキャリアを使っていました。
- 自分:格安SIM
- パートナー:別のキャリア
合計で 月6,000円程度。バラバラだったため、家族割も効かず、なんとなく払い続けていました。
見直し後:楽天モバイルに統一して月3,000円
夫婦そろって 楽天モバイルに統一しました。
- 1人あたり最大3,278円(税込)
- 2人とも軽めの使い方なので、それぞれ数百円〜2,000円程度
- 合計で月約3,000円
- 月-3,000円の削減に成功
楽天モバイルを選んだ3つの理由
楽天モバイルにした決め手は3つあります。
① 通話料が無料
「Rakuten Link」アプリを使えば、国内通話が無料。私は仕事や家族との連絡で電話をする機会が多いので、通話料無料は大きなメリットでした。
電話をかけるたびに料金を気にしなくていい安心感は、想像以上に大きい。
② 料金がシンプルでわかりやすい
楽天モバイルの料金体系は明快です。
- 〜3GB:1,078円
- 〜20GB:2,178円
- 20GB超:3,278円(無制限)
**「使った分だけ払う」**シンプルさ。複雑なプランを比較する必要がなく、家族にも説明しやすい。
③ 使いすぎても上限3,278円
これが地味に効いています。
データを使いすぎても 月3,278円で打ち止め。動画を見過ぎた月でも、料金が爆発する心配がない。家計予測がしやすいのは、固定費として優秀です。
② 電気代:大手電力会社に戻して月-2,000円
「新電力に乗り換えると安くなる」という記事をよく見かけます。私も一時期、新電力会社を使っていました。
結論:大手電力会社が一番安かった
驚いたことに、結局は地域の大手電力会社が一番安かったんです。
理由は単純で、
- 燃料費調整額が新電力のほうが高くなる時期があった
- 新電力のキャンペーンは初年度のみで、2年目以降は割高
- 大手電力会社の標準プランが結果的に最安だった
教訓:「新電力=安い」とは限らない
過去の電力自由化ブームで「新電力に切り替えるだけで節約」という情報が広まりましたが、ここ数年は燃料費高騰で逆転しているケースも多い。
自分の電力使用量で実際にシミュレーションして、大手電力会社と比較するのが正解です。私の場合、月2,000円程度の削減になりました。
③ 個人年金保険:解約して月-12,000円
これが正直、一番**「もっと早く気づくべきだった」**と後悔した項目です。
個人年金保険を解約した経緯
会社員になった頃、「将来のために」と勧められて加入していた個人年金保険。月12,000円を毎月積み立てていました。
ですが、新NISAやiDeCoについて勉強するうちに気づいたんです。
「これ、ほぼ意味なくない?」
個人年金保険のデメリット
調べれば調べるほど、不利な商品でした。
- 手数料が高い(保険会社の利益分が上乗せ)
- 運用効率が低い(年利1%にも届かない設計が多い)
- 流動性がない(途中解約すると元本割れ)
- 生命保険料控除はメリットだが、効果は限定的
「老後に困らないように」という気持ちは大事ですが、その目的なら 新NISAで全世界株インデックスを積み立てるほうが圧倒的に効率的です。
解約の決断
保険担当者に相談すると「解約は損です」と引き止められました。確かに、解約返戻金は払い込んだ金額より少なかった。
それでも解約しました。理由は明確で、
- このまま続けても 将来の運用効率が悪い
- 解約して 新NISAで運用したほうが、長期的に資産が増える
- 月12,000円が浮く
短期的には損でも、長期的には解約のほうが正解だと判断しました。
増やしたいなら、新NISAで十分
老後資金を作る目的なら、新NISAで十分です。
- 非課税で運用できる
- 信託報酬0.1%以下のオルカン・S&P500がある
- 流動性が高く、必要なときに引き出せる
- 長期で年5〜7%のリターンが期待できる
個人年金保険の年利1%未満と比較すると、比較にならない差がつきます。
④ 医療保険:必要最低限まで削った
最後に手を付けたのが、医療保険の見直しです。
見直し前:「とりあえず」で入っていた保険が複数
社会人になったときに、保険担当者に勧められるまま、いくつかの保険に加入していました。
- 入院日額の医療保険
- 三大疾病の特約
- がん保険
- 収入保障保険
- 死亡保障の特約
合計で 月12,000円程度。「将来何かあったときのために」と考えて、なんとなく続けていました。
見直し後:収入保障保険だけにして月-8,000円
調べていくうちに、多くの保険は不要だと気づきました。
日本の場合、
- 健康保険の高額療養費制度で、医療費は月8〜10万円程度で打ち止め
- 傷病手当金で、働けなくなっても給料の2/3が最長1年6ヶ月もらえる
- 障害年金もある
つまり、普通の医療費は健康保険で十分カバーできるんです。
私が残したのは **「収入保障保険」**だけです。これは、家族のいる私が亡くなったときに、月々給料のように保険金が支払われるタイプ。これだけは必要最低限のお守りとして継続しています。
結果:月-8,000円の削減
医療保険・がん保険などを解約し、収入保障保険だけに絞ったことで、月-8,000円の削減に成功しました。
保険については、別記事でさらに詳しく書く予定です。「どの保険が必要で、どれが不要か」を、私が見直した経緯ごと公開します。
⑤ サブスク:使っていないものを解約して月-5,000円
最後に意外と見落としがちなのが **サブスク(月額制サービス)**です。
「便利だから」と気軽に契約すると、知らないうちに何個も積み重なり、毎月地味に出費が膨らんでいきます。
見直し前:動画と音楽で複数契約していた
我が家でも、よく確認したら重複しているサービスがありました。
- YouTube Premium
- 音楽サブスク(複数の音楽配信サービス)
- その他の有料アプリ
合計で 月8,000円程度。なんとなく便利だからと、惰性で払い続けていました。
見直し後:YouTube Premium だけ残して月-5,000円
整理した結果、YouTube Premium だけ残すことにしました。
理由はシンプル。
- YouTube Premium があれば、音楽もYouTube Music で聴ける
- 動画も広告なしで見られる
- 結果、音楽系の独立サブスクは不要に
音楽系のサブスクをすべて解約して、YouTube Premium 1本に集約。これで 月-5,000円 の削減になりました。
サブスク見直しのコツ
「自分が払っているサブスクって何があったっけ?」と思った人は、まずこれを確認してください。
- クレジットカードや銀行口座の 「定期支払い」一覧を確認
- 直近1ヶ月で使っていないサービスは即解約
- 機能が重複しているサービスは1つに集約(私の場合は YouTube Premium で動画も音楽もカバー)
- 「いつか使うかも」は使わないと割り切る
サブスクは **「契約より解約のほうがハードルが高い」**ように設計されていますが、見直さないと一生払い続けることになります。
ただし、使ってみたいと思ったものは躊躇せずに試してみるのもアリ。次の支払い月に見直して、合わなければ解約すればいい。私も最近は AI関連のサービスをいろいろ試しています。
削減した3万円、私はこう使った
月3万円が浮いたら、何に使うか。
私の場合は すべて投資に回しました。
- 新NISAのつみたて枠へ追加積立(楽天オルカン)
- 新NISAの成長投資枠で楽天SCHDを買い増し
- 高配当個別株を1株ずつ買い増し
固定費の削減は **「収入が3万円増えたのと同じ」**効果。これを消費に回すか、投資に回すかで、5年後・10年後の資産が大きく変わります。
まとめ
- 固定費削減は **「1回頑張れば、ずっと効く」**最強の節約手段
- 通信費:夫婦で楽天モバイル統一で月-3,000円
- 電気代:大手電力会社で月-2,000円(新電力じゃなくても安い)
- 個人年金保険:解約して月-12,000円
- 医療保険:必要最低限(収入保障のみ)に絞って月-8,000円
- サブスク:使っていないものを解約して月-5,000円
- 浮いた 月3万円は新NISAで運用
「節約」というと小さいことを我慢するイメージがありますが、固定費は仕組みを変えるだけ。一度見直すだけで、毎月の出費が確実に減ります。
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