3大メガバンク比較|三菱UFJ・三井住友・みずほ、配当で選ぶならどれ?
日本の3大メガバンク(三菱UFJ・三井住友・みずほ)を配当利回り・業績・株主還元で徹底比較。三菱UFJをメインに保有する私が、金利上昇局面で注目される銀行株の選び方を解説します。
銀行株、3つの中でどれを選ぶ?
日本の高配当株を語るうえで、商社・通信と並んで定番なのが メガバンク株です。
- 三菱UFJフィナンシャル・グループ
- 三井住友フィナンシャルグループ
- みずほフィナンシャルグループ
この 3大メガバンクは、どれも配当利回りが3〜4%前後で、長年安定した配当を出してきました。さらに、金利上昇局面では銀行の収益が改善しやすいという追い風もあります。
私自身は 三菱UFJをメインに保有しています。この記事では、3行の比較と、私が三菱UFJを選ぶ理由を書いていきます。
3大メガバンクの基本情報比較
まずはざっくりとした比較から(数値は目安)。
| 銘柄 | 時価総額 | 配当利回り | PER | PBR | 特徴 |
|---|---|---|---|---|---|
| 三菱UFJ | 約20兆円 | 約3.0% | 約12倍 | 約0.9倍 | 国内最大・海外に強い |
| 三井住友 | 約12兆円 | 約3.5% | 約11倍 | 約0.8倍 | 効率経営・高還元 |
| みずほ | 約8兆円 | 約3.7% | 約10倍 | 約0.7倍 | 割安・利回り高め |
3行とも PBR1倍割れが長く続いてきましたが、近年は株価が見直され、改善傾向にあります。
なぜ今、銀行株が注目されているのか
ここ数年、銀行株が見直されている背景には 金利の正常化があります。
長く続いたゼロ金利・マイナス金利が転換し、日本でも金利が上昇する局面に入りました。
金利上昇が銀行にプラスな理由
銀行は、お金を貸して利息を得るのが基本のビジネスです。金利が上がると、
- 貸出金利が上がり、利ざやが拡大する
- 預金と貸出の利益差が広がる
- 結果として 本業の収益が改善する
つまり、金利上昇は銀行にとって追い風。これが、ここ数年で銀行株が上昇してきた大きな理由です。
各行の特徴と個性
3行は同じメガバンクでも、性格が違います。
① 三菱UFJ:国内最大・海外に強い王者
国内最大の金融グループ。総資産・時価総額ともにトップ。
- 国内最大の顧客基盤
- 海外事業(特に米国・アジア)に強い
- アメリカのモルガン・スタンレーへの出資も有名
- 累進的な配当・自社株買いにも積極的
「規模と安定感の三菱UFJ」。バランスの取れた王道銘柄です。
② 三井住友:効率経営で株主還元に積極的
3行の中でも 効率経営に定評があります。
- ROE(自己資本利益率)が高い
- 配当性向40%目安を掲げ、株主還元に積極的
- 1株あたりの配当が手厚い
- カード(三井住友カード)・SBIとの連携も強み
「還元意欲の三井住友」。配当をしっかり受け取りたい人に人気です。
③ みずほ:割安感と高利回り
3行の中で時価総額は最も小さいですが、割安感があります。
- PBR・PERが3行で最も低い(割安)
- 配当利回りは高め
- 過去のシステム障害からの立て直し中
- 株価の出遅れ感から、見直し余地も
「割安・高利回りのみずほ」。バリュー投資的な妙味があります。
私が三菱UFJを推す3つの理由
3行それぞれ魅力がありますが、私がメインに据えているのは 三菱UFJです。理由を書きます。
① 圧倒的な規模と安定感
三菱UFJは 国内最大の金融グループです。
銀行株は「経済全体の影響を受けやすい」業種ですが、規模が大きいほど 不況耐性があります。リーマンショックのような金融危機でも、最大手は生き残る可能性が高い。
「長期で持つなら、最大手が一番安心」というのが私の考えです。
② 海外事業の収益力
三菱UFJは、海外事業の比率が高いのが強みです。
日本国内は人口減少で成長が鈍化していますが、アメリカやアジアの成長を取り込める。国内に依存しすぎないビジネスモデルは、長期保有において心強い。
③ 株主還元への明確な姿勢
三菱UFJは、増配と自社株買いを継続的に行っています。
「利益を株主に還元する」という方針が明確で、配当を目的に保有する身としては安心感があります。配当の絶対額も大きく、保有株数を増やすほど受け取り配当が積み上がります。
投資スタイル別おすすめ
3行とも違う性格なので、こう選ぶのがおすすめです。
こんな人は三菱UFJ(私)
- 規模と安定感を最重視
- 海外成長も取り込みたい
- 長期で安心して持ちたい
こんな人は三井住友
- 株主還元(配当)を最優先
- 効率経営・高ROEを評価
- 三井住友カード・SBIユーザー
こんな人はみずほ
- 割安株が好き
- 利回りを少しでも高く取りたい
- 出遅れ株の見直しを狙いたい
銀行株の注意点
良いことばかりではないので、注意点も書いておきます。
① 景気敏感株である
銀行株は 景気の影響を強く受けます。不況になると、貸し倒れ(融資が返ってこない)リスクが増え、業績が悪化します。
② 金利低下局面では逆風
金利上昇は追い風ですが、逆に 金利が下がる局面では利ざやが縮小し、収益が悪化します。金融政策の動向には注意が必要です。
③ 1業種への集中は避ける
銀行株3行をまとめて持つのは「分散」のようで、金融セクターへの集中でもあります。商社・通信・インフラなど、異なる業種と組み合わせるのが大切です。
まとめ
- 3大メガバンクはどれも配当利回り3〜4%で、金利上昇が追い風
- 三菱UFJ:国内最大・海外に強い・安定感 ← 私のメイン
- 三井住友:効率経営・株主還元に積極的
- みずほ:割安・高利回り・出遅れ見直し
- 銀行株は 景気敏感なので、他業種と組み合わせて分散を
私のメインは三菱UFJですが、これは「規模と安定感」を重視する私のスタイルに合っているだけ。自分が何を優先するかで選ぶのが、長く保有するコツです 🌱
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